パピリオの出荷が増えてきます

ポツポツと出荷していたパピリオですが、恐らく今週から来週にかけてが出荷のピークになると思いますので、ご期待下さい。



さて、実は今月発売の『花時間　4月号（角川マガジンズ）』にて当園の特集をして頂きました。今回はメインでもあるアルストロメリアやリューココリーネ、アマリリス以外にも、色々な球根草花を取り上げていただき、ありがとうございました。

検索かけてもあまり出てこない花ばかり出荷してくる三宅花卉園ってどんなところなんだろうとお思いの皆様、ぜひ手にとって見てください。

コニンホワイトは今月中旬？

昨年末から促成をかけていたダブルアマリリス『コニンホワイト』ですが、天気次第では今月中旬頃から出荷可能になる見込みです。




他にはない大輪フルダブルの純白。
一般のダブルアマリリスは花の重さに負けてしまい、うつむいて咲いてしまうのが欠点ですが、当園の品種は咲き始めはアップライトに、そしてだんだんと正面を向いてきます。花の重さに負けず最後まで咲ききります。


咲き始めの様子。

明けましておめでとうございます

明けまして　おめでとうございます

本年もよろしくお願いします

ラペロージア　ビリジスは、南アフリカからナミビア南部に分布しているアヤメ科の植物です。
シャープな葉とグリーンの花が個性的で、原種ならではの野趣のある佇まいが魅力です。

実はこのビリジス、最近になってラペロージアからフリージアへと模様替え？をしました。
私も今年はこのビリジスに習い、心機一転がんばりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、ビリジスの出荷本数ですが、一回いにつき４０本から６０本程度となっています。
球根植物なので出荷期間が短いのはご了承ください。

春の小球根類

これから本格的に寒くなるこの時期、温室の中はちらほら春の小花が開花してきました。

ラケナリヤやキルタンサス、ラペロージアにシアネラなど、年明けからはバラエティーも増えやっと三宅花卉園らしくなってきますので、ご期待ください。

それでは、今年は大変お世話になりました。
2010年が皆様にとって素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。

アルストロメリア カノン（芳香性）

オリジナル品種の一つにアルストロメリア『カノン』という品種があります。
この品種は、当園で育種され現存する品種の中ではかなり古く、もう２０年くらい経つと思います。

実はこの名前の由来、有名なパッヘルベルのカノンから取ったのではなく、暖色系のビタミンカラーで、温かく元気が出そうな雰囲気から、『花』が『温かい』と書いて『花温（カノン）』と名付けたという話を以前聞きました。

残念ながら、種苗登録では他で使っている関係で許可が下りず、泣く泣く違う名前で登録されているわけですが、“流通名”はカノンです。

ちょっと元気の足りない時のビタミン剤として、カノンを使ってみてはいかがでしょうか。

リューココリーネ ストライプシリーズ

リューココリーネの出荷が少量ですが始まりました。

まずは、リューココリーネ 『ストライプシリーズ』から『ストライプピンク』
シリーズとしては、ピンクとブルーの２色があります。

まるで飴細工のようなストライプが可愛らしい、このリューココリーネ。ピンクは当園で育種されたものですが、ブルーは原種です。

時に原種の中には、育種されたものよりもずっと魅力的なものがありますが、このブルーもそのうちの一つかもしれません。

アルストロメリア カリオ系バリエガータ

当園では、なんとアルストロメリアの『葉』の育種もしています。

この『アルストロメリア　カリオ系バリエガータ』はそのうちの一つです。



斑入り（バリエガータ）品種には、時期を問わずお使い頂ける魅力があると思います。
これからのクリスマスシーズンにはもちろんですが、お正月の和の飾りとしても良く合いますし、初春から初夏にかけては、鮮やかな緑と白のコントラストが新鮮さと躍動感を感じさせてくれます。

この品種以外にも、丸弁で銀葉の『シルバーリーフ』、剣弁でセンターにシルバーの線が入る『シルバーライン』、まるで葉に霜が降りたような『フローズンリーフ』、そしてナルヨユリのよな佇まいの、名前もそのまま『ナルコ風』などなど、とてもユニークな『葉』が色々ありますので、そのうちご紹介できたらと思います。

原種 グラジオラス

春咲き球根の代名詞でもあるグラジオラスですが、原種の中には秋咲種もあります。

代表的な秋咲グラジオラスでは『デレニィ』が有名ですが、デレニィはトールタイプとなるので、ご家庭で手軽に飾るには少々大きすぎる感じがします。

この『プレオリー』という原種、一般的にイメージするグラジオラスからは、だいぶ趣が異なっていると感じるのではないでしょうか。

グラジオラスには、大変多くの原種がありますが、その大半はこのように小ぶりで可愛らしい花です。

和でも洋でもお使い頂けるグラジオラス、球根切花ですのであまり出荷期間は長くないのが残念ですが、この機会に手に取って頂ければと思います。

スイセン？いえいえリューココリーネです！

リューココリーネにも様々な原種がありますが、その中でもとりわけオモシロいのがこの『ナルシオイデス』です。

見た目はナルシサス（スイセン）ですが、花姿はリューココリーネという変わった原種です。

香りもまるでスイセンのようで、他のリューコと比べると若干強いです。

この激レアのリューコ『ナルシオイデス』ですが、今度の水曜日のセリに出荷いたします。
どんな花なのか気になる方はこの機会をお見逃しなく！